2023年10月15日、企業広報戦略研究所(電通PRコンサルティング内)・主任研究員の秋葉洋希が、日本広報学会 第29回研究発表全国大会に、東京都市大学・同大学院 准教授 北見幸一氏と共に登壇しました。「広報活動とPBR(株価純資産倍率)の関係性」と題し、2022年に実施した企業広報力調査のデータを活用し、市場における「企業価値評価」に企業の広報活動がどのように関係するかの研究結果を発表しました。

 

講演では、企業広報力調査の回答企業のPBRを算出・集計を行った結果、PBR1.0以上と1.0未満の企業は、明確に広報活動の実施率が異なること、特に、「課題把握力」「クリエイティブ力」「広報組織力」で顕著な差異が確認できたことを発表。
※企業広報力調査ならびに各広報力の定義の詳細は「第5回企業広報力調査」結果リリースをご参照ください(https://www.dentsuprc.co.jp/csi/csi-outline/20221027.html
そして、PBR向上を支えるためにポイントとなる広報活動に関して、事例を交えて解説しました。

北見氏は、「課題把握力」を高めるには、ターゲットに広報メッセージを伝えることで、どのような関係を構築し、どのような態度変容・行動変容をもたらすのかを考えることが大事であること。「クリエイティブ力」は、ニュースバリュー(PRコンテンツ)を創造することの必要性と、ニュースバリューのあるPRコンテンツを創造するために、例えば、PR IMPAKT®の視点を盛り込むことが大事であることなど、発表いただきました。
※PR IMPAKT®に関しては以下をご参照ください

 

https://prx.dentsuprc.co.jp/blog/c12

 

本発表の内容や投影資料に関してご関心・ご質問のある方は、企業広報戦略研究所(メールアドレス:info-csi@dentsuprc.co.jp)までお問い合わせください。