企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)は、2017年10月20日に、コーポレートブランド戦略セミナー『ブランドはイメージ戦略だけではつくれない?』を行い、副所長の阪井完二、主席研究員の黒田明彦、主任研究員の根本陽平が登壇しました。

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本セミナーは、企業のブランディングにおいて重要になってきているFact(企業活動)戦略と、企業の魅力のつくり方、伝え方について発表したものです。

 

初めに登壇した副所長の阪井は、あらゆる企業活動がスマートフォン片手に撮影、評価される昨今において、企業のブランディングにはイメージ戦略に加えて、行動(Fact)が伴ったブランド戦略が重要になっていることを事例とともに説明しました。

 

続いて登壇した黒田は、生活者が魅力を感じる企業活動(Fact)とは何か、またその魅力はどのように伝わるかについて、当研究所が今年3月に実施した「第2回企業魅力度調査」の結果をもとに説明しました。

 

最後に登壇した根本は、企業ブランディングには、Factづくりが欠かせないことを説明しました。Factづくりに必要な視点として生活者が情報をシェアしたくなる動機を分類・マッピングした「感情トリガー」と、メディアが取り上げたくなる視点を整理した「PR IMPAKT®」の2つのメソッドを解説しました。

 

質疑応答では「一過性のもので終わらせない話題の持続のさせ方」や「インターナルコミュニケーションの重要性」などについて、活発な質疑が交わされました。ご来場、ご聴講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

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