第5回定例研究会

企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)は、「『PR効果測定最前線』~新しいメディア環境に対応できていますか?~」というテーマで、第五回定例研究会を、電通パブリックリレーションズ本社にて、10月30日(金)に開催しました。

 まず、当研究所・上席研究員の末次祥行より「PR効果測定の最新事情」と題し、目的別PR効果測定指標の解説や、独自開発したソーシャルメディアとマスメディアを連動させて効果測定することができる『RRP(レピュテーション・リーチ・ポイント)』の紹介などを、最新事例を交えながら説明しました。

続いて、当研究所・主任研究員の長濱憲より「メディア信頼調査からみる効果測定への応用可能性」として、東京大学情報学環・橋元良明研究室との共同研究「メディアの種類ごとの信頼調査」を紹介。研究結果を踏まえた効果測定手法の開発可能性についても触れました。

最後に登壇した当社シニアコンサルタントの橋本良輔は、「デジタルメディアの効果測定を考える」をテーマに、SNSやニュースサイトなど、昨今急激に普及したデジタルメディアでの露出測定や、企業広報のツールとして注目を集めているオウンドメディアの対競合比較分析などの手法を紹介しました。

これからの効果測定の在り方や効果測定の新しい指標、オウンドメディア開発などについて多くのご質問を頂き、終了しました。

当日は多数の企業の広報ご担当者様にお越しいただき、誠にありがとうございました。