企業広報戦略研究所(電通PRコンサルティング内)は2021年12月6日に、一般社団法人 日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会とTMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社との共催で、「3つの視点から紐解くサイバーセキュリティセミナー ~経営的、法的、広報的視点から企業に求められるサイバーセキュリティとは~」を実施しました。当日は、約60人の企業の危機管理担当、およびIT、広報、法務セクションの方々にオンラインでご参加いただきました。

好評につき、今回のセミナーのアーカイブ動画を無料で公開する運びとなりました。当日ご参加できなかった方や、ご興味のある方は、ぜひご覧ください。アーカイブの内容は、3名のご登壇者の講演とパネルディスカッションをそれぞれ収めた、合わせて4本の動画になっています。


 

【サイバーセキュリティにおける経営層の責任と対応策 (15分程度)】

ご登壇者:
日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会代表理事 梶浦 敏範氏

内容:
・ランサムウェアなど昨今の脅威(事例紹介を含む)や経営視点からの対応
・DX時代におけるセキュリティの重要性とサイバーセキュリティ経営の実践 

 

【サイバーインシデントにおける法的対応(15分程度)】

ご登壇者:
TMI総合法律事務所パートナー弁護士
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング代表取締役 大井 哲也氏

内容:
・ランサムウェアの脅威と、個人情報漏えい時の個人情報保護法上の報告義務

 

【サイバーセキュリティと企業広報について (15分程度)】

ご登壇者:
(株)電通PRコンサルティング  企業広報戦略研究所フェロー 黒田 明彦

内容:
・インシデント発生の情報開示の指標
・サイバーセキュリティとレピュテーションの関係性について

 

【登壇者3名によるパネルディスカッション (30分程度)】

テーマ:
・ランサムウェアが、企業の経営にダメージを及ぼすようになってきた背景
・被害が”あいまい”なサイバーインシデント対策への投資に対する企業の動機
・サイバーインシデント発生時の情報開示に求められる視点
・今後、経営課題としてのサイバーセキュリティに求められていく視点
・Q&A


 

当研究所では危機管理に関する実証的な研究とともに、
研究結果を活用した、企業の課題解決に寄与する分析モデルの開発を行っております。
https://www.dentsuprc.co.jp/csi/

この一環といたしまして、当研究所は企業のリスクマネジメント力を診断する
「リスクマネジメントペンタゴンモデル」
https://www.dentsuprc.co.jp/csi/theme/risk_management/)を開発・運用しております。
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