東京大生と北京大生の現役学生による交流組織である「京論壇」のメンバー(写真右)が、活動の一環として10月3日に当社を訪問しました。

京論壇は、東京大学、北京大学からそれぞれ選抜された学生24名から構成されており、自由な学生の立場から日中の相互理解に貢献することを理念に掲げて活動をしています。具体的な活動として、「食糧分科会」「ビジネス分科会」「歴史教育分科会」「軍事認識分科会」の4つの分科会にわかれ、それぞれのテーマに沿って東京・北京でさまざまな人や現場を訪問し、両国における生の理解を深めつつ、学生同士の議論を繰りひろげています。

今回の京論壇の来社目的は、日本における最新のPR事情のヒアリングと、日中両国のPRの違いについてディスカッションを行うというものでした。当日は、当社の危機管理コンサルティングサービスや中国でのPR作業に関するプレゼンテーションの後、質疑応答の時間を設けました。

日本における危機管理コンサルティングの現場の話を聞いた京論壇メンバーからは、両国での危機管理に関する考え方の違いに驚きの声があがりました。また、当社の中国PR活動現場から見る、日本と中国のPRの違いについては、両国のメディア事情や国民のメディアの捉え方の違いなど、核心に触れる質問も出て、活発なディスカッションの場となりました。

京論壇の活動は、東京での活動最終日に行われる成果報告会で今期の活動が終了となりました。当日は、大学生のほか、産官学各界からの識者やメディア関係者が参加する中、京論壇のメンバーが成果の発表を行いました。