電通パブリックリレ-ションズでは、2013年注目の「ヒト・コト・トレンド」についてまとめた「ヒトコトレンド2013 電通PRヨムヨム」を作成しました。

2013年を包括するキーワードは『リフレーミング』。これまでの視点やポジショニングを見なおし、再定義、再構築、再認識する時代が到来すると考えています。

震災でモノが作れなくなったとき、各社は会社を代表する基幹商品にしぼって生産を続けました。2012年はその反動で新商品が多数市場に投入されましたが、ダウントレンドの継続で、投資の限界も見えています。そこで、目を向けたいのが「リフレーミング」。すでにある商品の価値を今の時代に合わせて再定義化し、再活性化するという考え方です。これまでは、企業イメージと商品イメージはそれぞれ独立して形成するものと捉えられがちでしたが、企業の立ち位置が注視されるようになった今、商品と企業をひもづけて、より強固な企業イメージを形成するのが世界の潮流。ロングセラー商品など、そのままではニュース化しにくい基幹商品の再バリュー化は、マーケティング視点だけでなく、コーポレートコミュニケーションの視点からいっても、さらに重要になるでしょう。

そのほか、『ニッポン・コンシャス』、『Re:share 1990s』、『アンチユビキタス』、『メタボからロコモへ』など、電通PRの五感とリサーチ力を駆使してキャッチした2013年予報が満載。企画のヒントに、会話の糸口に、ご活用いただければ幸いです。