本日、文部科学省記者クラブにて、同省内に設置された「スポーツを行う者を暴力等から守るための第三者相談・調査制度の構築に関する実践調査研究協力者会議」のメンバーとして、当社コミュニケーションデザイン局シニアコンサルタントの大日方邦子が、本協力者会議の報告記者会見に臨みました。

昨年来、スポーツ指導で暴力等を行使する事案が発覚し、依然として、スポーツ基本法の理念に反する古い体質がスポーツ界に残っていることが明らかになっています。

こうした事態を受け、国としても、第三者による相談・調査を実施する新たな仕組みの整備を図るため、平成25年5月、日本スポーツ振興センター法を改正しました。これを受け、文部科学省スポーツ青少年局に本協力者会議が設置され、当該制度のあり方について、スポーツ界・競技団体等の代表者からなる委員が議論を重ねてきました。

本日は、本協力者会議の報告書がとりまとめられたのを受け、座長である友添秀則早稲田大学スポーツ科学学術院長・教授、弁護士の境田正樹氏とともに、元アスリートという立場で、為末大一般社団法人アスリート・ソサエティ代表理事とパラリンピックアルペンスキー金メダリストでもある当社の大日方が会見に臨みました。

会見で大日方は、オリンピアンだけではなく、パラリンピアンの間でも暴力が行使されている事を漏れ聞いており、元アスリートという自身の立場で、今後の暴力撲滅に努めたいという意志を語りました。