株式会社 電通パブリックリレーションズ(社長:宮下氏孝、本社:東京都中央区)は、大学経営者に向けた総合PRプログラム『全方位型コミュニケーション戦略』を開発し、12月より商品化します。
大学を取り巻く環境は、需要減少と供給過剰により競争が激化しており、破綻が危惧される大学もあります。このような環境下での勝ち残りのためには、大学は、学生はもとより保護者、企業、行政、一般市民、中高教員など、多くのステークホルダーに対して全方位型の積極的なコミュニケーションを行うことが必要です。

全方位型のコミュニケーションを行うためには、高校生の志願者を増やす「マーケティング活動」に加え、大学の安定した基盤をつくる「経営活動」、社会の期待に応える「価値創造活動」、社会に対する「情報発信活動」の4つを満遍なく行ってゆく必要があります。

従来の大学の広告は、入試広報に特化したマーケティング活動が主流でしたが、弊社では、従来型広告と連携し、全方位に向けたコミュニケーションを行います。

プログラム内容

(1) コミュニケーション・コンサルティング(人材研修、価値の創造)
 ・各種調査活動
 ・大学革新ビジョンの策定
 ・メディア・トレーニング、危機管理研修などの各種コミュニケーション研修
 ・カリキュラムや研究テーマの開発
 ・社会交流活動の推進

(2) 一般向け広報(社会からの信頼獲得、学生の就職率向上)
 ・経営者・教授・学生を題材としたPR計画の策定
 ・研究活動・社会貢献活動を主題としたPR計画の策定
 ・大学カルチャーの魅力づくり

(3) 入試向け広報(高校生の入学志望率増大)
 ・広告、パブリシティ、イベント、制作活動を組み合わせた広報計画の策定
 ・携帯電話とマスメディアを組み合わせたマーケティング手法の計画策定

弊社では、長年にわたる豊富な広報ノウハウ、企業・団体に向けた各種コミュニケーション対策での経験、メディア・ネットワーク力の実績などを生かし、大学経営全域にわたるコミュニケーション戦略に取り組みます。
コミュニケーション・コンサルティング活動では、『大学価値創造委員会』を発足させ、大学経営者、教授・職員や学生、地域社会を巻き込んだ調査活動と検討会を通して、コミュニケーション戦略の策定と実践を行います。
情報発信活動(一般広報)では、効果的な広報活動が行えるよう、経営陣・学長の理念、大学の社会貢献活動、ユニークな教育手法のPRや大学カルチャーの魅力づくりなどを支援します。
マーケティング活動(入試広報)では、広告・報道・イベント・各種制作物などの活動を取り入れた広報戦略を策定します。

費用は、1年間のコミュニケーション・コンサルティング活動費として1,000万円~3,000万円程度です。これには各種コミュニケーション研修と『大学革新のコミュニケーション計画書』、『大学の危機管理マニュアル』等の制作が含まれます。情報発信活動(一般広報)、マーケティング活動(入試広報)の活動費については別途となります。