12月6日(木)、東京大学総合防災情報研究センター(略称:CIDIR、センター長・田中淳教授)で開催された「第40回ライフライン・マスコミ連続講座」において、当社クライシスコミュニケーション部部長の大森朝日が、危機管理広報について講演を行ないました。

危機発生時において、危機そのものの解消と同様に戦略的で体系的な広報対応が不可欠であること、市民との関係性の回復という観点での対応が不可欠であること、法令遵守に留まらないコンプライアンスの精神が不可欠であること等について講義を展開しました。

 

なお、参加者は自然災害、都市工学、インフラ、情報通信領域の研究者や実務家など約15名。講義に続くディスカッションでは、広報部門に求められる具体的機能や、意思決定者と現場スタッフとの役割分担などについて問題提起が行なわれ、参加者それぞれの立場からの意見が出されました。

CIDIRは2008年4月に設立されて以来、文理融合型の総合的な防災研究機関として、「情報」を核に「減災」をめざすことをミッションにしている組織です。