フランスのPR会社ピュブリシス・コンシュルタン(Publicis Consultants)のCEOエリック・ジュリー氏(写真右)が11月7日(火)に来社しました。

ピュブリシス・コンシュルタンは、メガ・エージェンシーグループ世界第4位のピュブリシス・グループ傘下のPR会社です。同社は、コーポレート・コミュニケーションズや、EUでのガバメント・リレーションズなどのパブリック・アフェアーズの他、CI(Corporate Identity)をはじめとしたビジュアル開発などの分野での強みを持っています。

今回の来日目的は、同社と電通パブリックリレーションズの理解をより深めることでした。当日は、当社宮下氏孝社長(写真左)他役員との会談後、当社のケイパビリティーに関するプレゼンテーションをうけて、ジュリー氏がクライシス・コミュニケーションズの講演を行いました。

現在、ヨーロッパ系のクライアントの仕事で、すでに当社とピュブリシス・コンシュルタンは業務のやりとりが進んでいます。現在はピュブリシス・コンシュルタンのクライアントの日本でのPR展開が中心ですが、将来は当社からの依頼も増えていくことが期待されています。

ジュリー氏はENA(国立行政学院-※)卒業。過去、国営TV局アンテヌ2(現・フランス2)、国営通信社AFPなどのCEOを歴任後、2001年1月よりピュブリシス・コンシュルタンのCEO。
1981年から86年までは、フランス内務省でフランス最年少のジェネラル・ディレクターとして政治の地方分権化を推進してきました。

※ENAは首相府設立のエリート養成校として有名。ドミニク・ドビルパンやジャック・シラクなど歴代首相10人中7人がENAの出身。