(株)電通パブリックリレーションズのグローバル・パートナーである米大手PR会社マニング・セルベージ・アンド・リー社(MS&L)のCEOマーク・ハス氏(写真中央)が3月15日(水)に来社した。

MS&Lはメガ・エージェンシーグループ世界第4位のピュブリシス・グループ傘下のPR会社で、ニューヨークの本社の他、世界各地の主要都市 30ヵ所にオフィスを構え、900人の従業員が働く。当社とはグローバル・クライアントのアカウントに一緒に取り組んでいる。

今回の来日目的は、同氏がMS&LのCEOに就任したことによる当社宮下氏孝社長(写真右)への表敬訪問。当日はMS&Lのアジア太平洋担当ディレクターであるグレン・オーサキ氏(写真左)に伴われて来社し、当社役員と会談を行った。ハス氏は当社訪問後、北京、上海などのMS&Lのオフィスに立ち寄った。

ハス氏は2003年にMS&Lの北米担当社長に任命され、2005年4月にCEOに就任。前CEOルー・カポッジ氏はピュブリシス・パブリック・リレーションズ・アンド・コミュニケーションズ・グループ(PRCC)の会長に就任した。このPRCCはピュブリシス・グループ傘下のPR、パブリック・アフェアーズ、コーポレート・コミュニケーションズの企業を統括するユニットで、ピュブリシス・グループ傘下のSAMS(Specialized Agencies and Marketing Services:専門分野のエージェンシーおよびマーケティング・サービス)の一部となる。

ハス氏はMS&Lに入社する前『The Detroit News』紙のマネージング・エディターであったが、当時彼の部下がピューリッツァー賞を受賞している。
NY出身の彼は大のNYメッツファンである。宮下社長とはワールド・ベースボール・クラッシックの話しで盛り上がった。