2016年12月2日
株式会社電通パブリックリレーションズ

電通、電通PRが米WOMMYアワードを受賞

株式会社電通パブリックリレーションズ(代表取締役社長執行役員:畔柳一典、本社:東京都中央区、以下電通PR)は、
株式会社グライド・エンタープライズ(代表取締役:山口道元、本社:東京都渋谷区、以下グライド)のプロジェクト「I’m Only 50!」で、
米口コミマーケティング協会(WOMMA: Word of Mouth Marketing Association)が主催する「WOMMY アワード」のイントロダクション部門でブロンズを受賞しました。「WOMMY アワード」は、優れた口コミマーケティングのプロジェクトを評価する業界賞で、今年の授与式は11月15日(アメリカ時間)、米国シカゴで行われました。https://womma.org/wommy-awards/

<受賞概要>
プロジェクト名:I’m Only 50!
クライアント :グライド
会社     :電通、電通PR
カテゴリー  :イントロダクション部門 (ブロンズ)

<受賞エントリーの内容>
I’m Only 50!
GLIDE

ECサイトを運営していたグライド・エンタープライズは2011年にフェイスマスク「ルルルン」を開発しました。手に取りやすい価格帯で若者を中心に人気を博してきましたが、市場が飽和状態になり、新たな世代へのアプローチが必要になりました。そこで、肌年齢を特に気にする50代女性を新たなターゲット層に定め、彼女たちの「気持ち」と「肌年齢」の関係に着目しました。

日本人の特徴として、自身の年齢を言わなければいけないシチュエーションでは、「もう50歳」とネガティブに捉える人と「まだ50歳」とポジティブに捉える人とにわかれることに注目し、その2つのグループの肌年齢の差にフォーカスを当てた調査を実施。その結果、「まだ50歳」というポジティブなグループの方が「もう50 歳」のグループよりも肌年齢と実年齢の差が7.1歳も若いことが判明。グライド・エンタープライズでは、この調査結果を動画にして発表しました。また、『私はまだ16歳』という曲で一世を風靡したアイドルの松本伊代さんを「まだ」の代表として起用。「16歳」を彼女の実年齢「50歳」に置き換え、『私はまだ50歳』という曲を発表。CMに出演していただき、店頭イベントにも出演いただくなど、統合的なプロモーションキャンペーンを展開していきました。

これらの活動は全国で報道され、「私はまだ●歳!」という宣言が各所でなされました。調査結果はターゲット世代の共感を得て、2015年の「ルルルン」の売り上げは前年の130%になりました。また、「まだ」派の人が25.8%増えるなど、ターゲット層の意識変化・態度変容にも寄与しました。

<プロジェクト PR担当者>
電通PR シニアPRプランナー     根本 陽平
電通PR  PRプランナー              吉野谷 綾子
電通PR リサーチャー                和田 朋子


<株式会社電通パブリックリレーションズ>

電通PRは、1961年の創立以来、クライアントとステークホルダーの良好な関係を生み出す戦略パートナーとして、国内外の企業・政府・団体のコミュニケーションをサポートしてきました。ソーシャルメディア、デジタル・マーケティングなどで高い専門性を備えたコンサルタントを含む、総勢243名の社員が、マーケティング・コミュニケーションおよびコーポレート・コミュニケーションの領域で、戦略提案から専門的なソリューションまで、フルラインでご提供いたします。 詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。 https://www.dentsuprc.co.jp/