企業広報戦略研究所(電通PRコンサルティング内)は10月17日、日本マーケティング学会による第10回マーケティングカンファレンス2021 ポスターセッションに参加いたしました。

今回は「企業の魅力が収益性に与える影響に関する考察」と題し、2018年~2020年に実施した「魅力度ブランディング調査」の結果を用いて、生活者が企業に対して感じる魅力の3要素(人的魅力、財務的魅力、商品的魅力)と、企業の収益性との関係について分析を行いました。

 

分析の結果、商品的魅力は企業の収益性に好影響を与えていることが分かりました。さらに、業種をB to B、B to C、製造、非製造、高収益群、低収益群という軸で6つにグルーピングし、グループごとに検証を行った結果、商品的魅力が収益性に正の影響を与える業界とそうでない業界があることも分かりました。
発表後に他の研究者の方からは、分析の丁寧さや、今後の研究に対する期待のコメントも頂きました。

 

 

当研究所では今後も、企業の魅力と生活者の行動変容の関係や、企業の魅力が企業経営に対してどのような影響を与えるのかについて研究を推進し、情報発信を行ってまいります。

なお、今回の研究・発表の基となった「魅力度ブランディング調査」の最新結果(2021年度)は、下記のページよりご覧いただけます。
https://www.dentsuprc.co.jp/releasestopics/news_releases/20210921.html

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