企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)は10月15日、
ELNET主催の第3回リスクマネジメントセミナーで「企業が高めるべき5つの危機管理力」をテーマに講演を行いました。

阪井完二・企業広報戦略研究所副所長は、3月に実施した危機管理力調査の結果について回答企業の特徴的な「危機管理ペンタゴンモデル」を、事例を基に説明しました。

阪井

 会場では危機管理力の簡易診断を行い、「リーダーシップ力」「予見力」「回避力」「被害軽減力」「再発防止力」に関する重要な取り組み項目について参加者の皆さまに実施状況をご回答いただきました。その上で、実施率が低めの「予見力」を課題に挙げ、特に「ソーシャルメディアなど一般消費者の声を危機管理に取り入れる活動が低い」と指摘しました。

続いて、青木浩一上席研究員が危機管理を広報的な観点で捉えた「危機管理コミュニケーションの要諦」について講演。

青木

この中で青木上席研究員は、最新の事例を交えながら企業における危機管理の重要性を説明しました。「リスクは組織から無くならない。大火事になる前のボヤのうちに消火することが求められている」と強調しました。

講演終了後には参加者の皆さまから「想定外」を「想定内」にする予見力の具体策や、SNSに対する炎上の基準等についてご質問をいただきました。企業の危機管理ご担当者、広報ご担当者ら約120人がご参加くださいました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

 青木

企業広報戦略研究所は今後も「危機管理力調査」をテーマとしたセミナーを積極的に行っていきたいと考えております。
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