2018年10月14日(日)、企業広報戦略研究所は日本マーケティング学会 『マーケティングカンファレンス2018』(早稲田大学早稲田キャンパス8号館)で、ランチョンセッションを共催いたしました。

本セッションでは、東京都市大学の北見准教授と共に、当研究所研究員(阪井、橋本、根本)より、同学会のオーラルセッションベストペーパー賞2017に選定された研究概要の説明のほか、「魅力度ブランディングモデル」による最新の調査結果やその結果を象徴する昨今の事例についての解説をいたしました。

日本マーケティング学会の企業会員および研究者の方々が多く参加され、「ブランディングモデルとともに説明された施策実行フレームと併用することで、他の調査フレームよりも実用的になる」「実務的な事例紹介と学術的な因子分析が両輪となって、ブランディングモデルを深く理解できた」「ブランドと購買の関係を因子分析で明らかにしており、外部視点や社会視点もブランディングのKPIには重要であるという点も示唆にも富んでいた」「ブランディングは、マーケティングの専業項目ではなく、広報や人事や福利厚生といった全社での意識統一が必要であることを痛感」などの声をいただいたほか、「BtoBに特化したモデルの実用性」や「他国やグローバルでの比較」、「SDGsとブランドの関係を明らかにできないか」など次回につながる研究への示唆も多くいただくことができました。