東日本大震災から11年が経過し、決して油断した気持ちがあったわけではありませんが、先般の東北を中心とした地震により、あらためて防災に対する構えや準備への気持ちの緩みが露呈してしまいました。

 私の住まい付近は、震度3程度の揺れでしたが、揺れた直後から停電となり数時間、暗闇となりました。夜も遅い時間でしたので停電とともに町は真っ暗。心配になって外に出てくる方もありません。ゴーストタウンさながらの静けさです。
 このような時のために、わが家でも防災グッズを準備していましたが、幾つかの場所に振り分けていたことが災いし、まずは防災グッズ探しとなりました。頼りになるのはスマホの明かりだけです。それでも程なくグッズにたどり着き、いざ袋を開けるとかつてキャンプに使っていた電池式のランプが出てきました。ホッとしたのもつかの間、電池がありません。電池は別の所に準備してあるのですが、ランプには思いのほか大量の単1電池が必要です。なんとか8本の電池を入れてスイッチオンすると、明かりがつきません。
 電池のプラスマイナスを再確認して再度試みますが、点灯しません。そこで防災袋を再度探すともう1台のランプが出てきたので、こちらに電池を入れ替えて、無事小さな明かりがともりました。袋の中には、息子が小さい頃に使っていたおでこに着けるランプがあり、探検隊よろしくしばらく、家庭内を照らしていました。
 一方で、情報収集の手立てとしてのテレビが使えませんので、充電少なめのスマホを使ってインターネットTVへ。あー、WIFIもダメなのか…。通信回線でのアクセスで情報にたどり着き、東北での揺れの大きさを知ることになりました。

 防災グッズを準備していただけで安心していたわが家は猛省し、日頃から懐中電灯や電池式の情報機材の準備とメンテナンスの重要性を再確認した夜となりました。
 しかし、今の世の中電気がなくなると、ほとんどの活動が制限されてしまいますね(ちなみにトイレの水も流れません)。
 防災の準備も電気頼みにならないことを念頭に置かなければならないことを痛感し、管内の電力不足による大規模停電にならないように節電に励む日々です。