本ブログで先般、当社牧口社長から「刑事コロンボ」の話題が紹介されました。私も海外ドラマシリーズの愛好家です。コロンボとの出会いは小学生でしたが、よく教室で彼のものまねをしたものです。
 さて、正月明けから私がはまっているドラマがあります。こちらは日本のドラマシリーズですが「孤独のグルメ」です。主人公の井之頭五郎は、会社から独立して輸入商を営むビジネスパーソン。彼を頼ってさまざまな相談事が舞い込むところから話は始まりますが、これはドラマの枕にすぎず、商談後の五郎氏の昼食探し(時には夕食もありますが)がメインストーリーで、営業先の各地の商店街やはたまた住宅街を歩き、彼のアンテナに引っ掛かったお店に入って新しい味に出会うというもの。ドラマ形式ではありますが、後半は五郎氏の選んだメニューを、彼自身が心の声としてその味と感想を語っていくのです。
 そして、ポイントは紹介されるお店が、実在するということです。ドラマ内では、店主や店員は役者さんが演じますが、店舗内や紹介されるメニューは実際のままです。

 2012年にスタートした当ドラマは、久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画の漫画シリーズで井之頭五郎を演じる主演は松重豊さん。現在Season9まで続く人気シリーズです。
 このドラマで紹介されたお店を巡礼するファンも多く、巡礼ガイドまで出版されています。
 実は、Season1で吉祥寺のナポリタンがおいしいお店が紹介されたのですが、そこは私が学生時代によく通ったお店で、今も40年前と変わらず営業しています。正月気分が残る年始に暇つぶしと思い、その放送回がないかとネット系チャンネルを検索するとSeason1~8までがアーカイブされていたので改めて視聴すると、当時とは違う感覚で面白さが伝わり、気が付けば全シリーズを制覇してしまいました。

 紹介されるお店は、決して高級店ではなく地元に愛される庶民の味で、ビジネスパーソンにとっては、ささやかな美食にすぎません。しかし、五郎氏の食べっぷりと自分でも食べに行くことができると思える身近さが私をとりこにしました。紹介エリアは日本全国から台湾やタイまで広がります。私は、吉祥寺のお店以外は足を踏み入れたことは無く、巡礼者というわけではありませんが、一度食べに行きたいというお店はたくさんありますので、近いうちに私も巡礼の旅に出かけるかもしれませんね。
 ごちそうさまでした!(これは、五郎氏の最後の決めせりふです)