師走を迎え、高校・大学ラグビーは、本格シーズンとなり、年末には101回目となる高校の花園大会がスタートします。大学も全国のリーグ戦で優勝校が決まり、上位校が集結し、正月に向けて大学選手権が始まります。いずれも2021年度の日本一を決める戦いとなります。
 W杯での日本代表の活躍で、このところ盛り上がりを見せていたラグビーですが、コロナの影響で有観客の試合が激減したことで、いっときの注目度が少し下がってきているのが残念です。

 2019年のラグビーW杯を前に、ラグビーをもっと身近に感じてもらおうとスタートしたのがストリートラグビーです。約7メートル×15メートルほどの人工芝のフィールドに、3人の攻撃側と3人の守備側に分かれて、小さめのラグビーボールをパスして、トライを取り合う単純なルールです。ただし、タックルなどのコンタクトプレーは禁止で、その代わりに体をタッチすることでプレーを止めて進行します。1回の攻撃で3回のタッチで攻守交替で、1試合は1分ハーフの2分程度なので、子供からシニアまで十分に楽しめます。とはいえ、小さなフィールドを縦横無尽に走り回るので、1分間でも息が上がります。
https://street-rugby.com/
 都心のど真ん中の道路を活用したり、大型商業施設の駐車場、全国各地のイベント会場などで数多くの体験会を重ねています。私が参加したイベントでは、近くの歯医者さんのスタッフチームや大使館勤めの外国人チーム、地元のラグビースクールの小学生チームなど、年齢、性別、ラグビー経験の有無など全く関係なしに、楽しい体験で汗をかくことができるのです。しかし、このストリートラグビーもコロナ禍には勝てずに、しばらく開催ができませんでした。
 11月末に、岩手県釜石市で、「ラグビッグドリーム2021with釜石絆の日」の一環で、ストリートラグビーが行われました。W杯の試合会場にもなった釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムでは、中学生や高校生の試合に加えて、地元チームの釜石シーウェイブスの試合もありました。試合の傍ら、ゴールポスト裏で開催されたストリートラグビーは大人気で、たくさんの方がラグビーを体験しました。ストリートラグビーでは、人工芝の活用が欠かせませんが、この人工芝の運搬等をサポートしているのが、首都圏物流という会社です。社の社会貢献活動の位置付けで自社のトラックにストリートラグビーの塗装を施したオリジナル運搬車で今回も駆け付けてくれました。多くの企業や自治体、ボランティアの方々のサポートで、ストリートラグビーは成り立っているのだなと、改めて感じた次第です。
 お近くで開催された際は、皆さまもいい汗をかいてください。